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お知らせ

2016/11/01

   

鉄を主成分として、これにクロムやニッケルを含有させた合金です。 一般的には、クロムを約11%以上含有させた鋼をステンレスと定義されています。これはクロムが約12%以上になると、不動態被膜を形成し、さびにくさ(耐食性)が飛躍的に向上する性質から来ています。 ステンレスとは、‘Stainless Steel’の略称で、‘Stainless’はさびにくい、そして’Steel’は鋼のことです。 ステンレス鋼は金属組織により、オーステナイト系・フェライト系・マルテンサイト系の3種類に大別されます。

 

オーステナイト系(SUS301、SUS304、SUS316)

磁性 : なし

焼き入硬化性 : なし

加工硬化性 : 冷間加工で硬化

耐食性 : きわめて優れた特性

伸びと衝撃 : きわめて良好

 

フェライト系(SUS430)

磁性 : あり

焼き入硬化性 : なし、焼なまし状態で加工性、伸延性に優れる

加工硬化性 : 冷間加工で多少の硬化

耐食性 : 優れるがオーステナイト系に比べて劣る

伸びと衝撃 : オーステナイト系に劣る

 

マルテンサイト系(SUS410、SUS416)

磁性 : あり

焼き入硬化性 : 普通鋼と同様の傾向を示す

加工硬化性 : 普通鋼と同様の傾向を示す

耐食性 : 他に比べて劣る

伸びと衝撃 : フェライト系に劣る

 

■ステンレス鋼の強度区分表示

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